行政書士法人 畠山事務所

0136(サブロク)協定・時間外協定について

令和6年4月1日から建設業にも労働時間上限規制が適用されます

36協定って何?
法定労働時間を超えて労働者に時間外労働(残業)をさせる場合には、
  • 労働基準法第36条に基づく労使協定(36協定)の締結
  • 所轄労働基準監督署長への届出
が必要です。
36協定では、「時間外労働を行う業務の種類」や「1日、1か月、1年当たりの時間外労働の上限」などを決めなければなりません。
36協定のない残業は法違反です

労働者に時間外労働(法定労働時間※1を超えての労働)または休日労働(法定休日※2における労働)をさせることはありますか?

※1 原則として、1日8時間、週40時間です。
ただし、使用する労働者が常時10人未満の
①商業
②映画・演劇業その他興行の事業(映画の制作の事業を除く)
③保健衛生業
④接客娯楽業
においては、1日8時間、週44時間です。
※2 週に1日または4週に4日与える必要がある休日です。

残業させる場合には、「時間外労働・休日労働に関する協定」(いわゆる「36(サブロク)協定」)を締結し労働基準監督署長に届け出る必要があります。

36協定に違反すると、罰則が科されます。
36協定違反となった場合のリスクを回避するためにも
ぜひ当事務所にお気軽にご相談ください。

02当事務所スタッフの・・・

綾辻行人先生の「館」シリーズ。読んだことはありますか?
大量の時計が保管されている、内部が迷路になっている、といった奇妙な館を舞台に起こる事件を描くミステリー作品ですが、特に一作目の「十角館の殺人」は傑作と名高いです。

この十角館の殺人、ページの位置まで計算された「あの1行」ですべてがひっくり返るので、未読の方は是非読んでみてください。
きっと驚くと思います。(私は思わず声を出してしまいました(^_^;))

シリーズ自体は全10作とのことで、30年前から続々と出版されていて、現在最後の10作目が連載中です。一冊の本として世に出るのはまだ少し先になりそうですね。
シリーズとはいえ一つ一つが違う物語なので、どの作品から読んでも楽しめますが、やはり一作目の十角館の殺人から読むのがオススメです。前の作品に出てきた人物があとで再登場することもありますからね。コミックも発売されています。

「館」ということで現実に再現できなさそうな題材ですが、十角館の殺人は今年2024年3月24日から実写作品としてネット配信されることが決まりました。

どのように「館」が再現されるのかも楽しみですが、その「あの1行」がどのように表現されるのか気になります。

県庁前事務所 松戸

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