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【法改正】
特定建設業許可の要件の見直し(令和7年2月1日施行)
全体概要
近年の建設工事費の高騰を踏まえ、令和6年12月6日「建設業法施行令及び国立大学法人法施行令の一部を改正する政令」が閣議決定され、特定建設業許可をはじめとする各種の金額要件について、令和7年2月1日より施工されました。
また技術検定についても、人件費の高騰等を踏まえ、受検手数料について見直されています。
政令の概要
(1)特定建設業許可等の金額要件の見直し
(建設業法施行令第2条、第7条の4、第27条、第30条)
金額要件 | 現行 | 改正後 |
---|---|---|
特定建設業許可を要する下請代金額の下限 |
4,500万円 (7,000万円)※1 |
5,000万円 (8,000万円)※1 |
施工体制台帳等の作成を要する下請代金額の下限 |
4,500万円 (7,000万円)※2 |
5,000万円 (8,000万円)※2 |
専任の監理技術者等を要する請負代金額の下限 |
4,000万円 (8,000万円)※2 |
4,500万円 (9,000万円)※2 |
特定専門工事の対象となる下請代金額の上限 |
4,000万円 |
4,500万円 |
※1 建築工事業の場合
※2 建築一式工事の場合
令和7年2月1日より特定建設業許可及び監理技術者等の現場専任の金額要件が緩和されています。
今回の改正により、受注案件の拡大や持続可能な事業環境づくりなどを図ることができます。
02自転車のルール正しく把握していますか?

こんな運転は危険です!!
- 傘さし運転(5万円以下の罰金等)
- イヤホンやヘッドフォンを使用するなどして安全な運転に必要な音又は声が聞こえない状態での運転(5万円以下の罰金)
※ただし,東京都・神奈川県・埼玉県では「道路交通規則第8条」で,イヤホンをして自転車を運転すること自体を禁止しているので,地域によって差があることに注意が必要です。 - 2人乗り(5万円以下の罰金。都道府県公安委員会規則の規定で認められている場合を除く。)
- 並進運転(2万円以下の罰金又は科料。「並進可」の標識があるところを除く。)
改めて自転車の基本ルールを確認しましょう。
自転車安全利用五則
- 自転車は車道が原則、左側を通行/歩道は例外、歩行者を優先
- 交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
- 夜間はライトを点灯
- 飲酒運転は禁止
- ヘルメットを着用(努力義務化)
自転車による交通事故でも、自転車の運転者に多額の損害賠償が生じるおそれがあります。過去の事故事例では、事故を起こした自転車運転者やその家族に数千万円の損害賠償を命じた判決事例もあります。
千葉県では、自転車への保険加入が義務化されています。被害者のみならず、ご自身やご家族も守るため、自転車保険に入りましょう。
また、自分の家族に自転車利用者がいる場合は、保険に加入しているか家庭で確認しておくことも大切です。
加えて、車を運転する方にも新しくルールが新設されます。
~2026年5月23日までに施行~
自動車対自転車の交通事故では、自転車の右側面に自動車が接触するケースが増加していることを踏まえた改正です。
特定小型原動機付自転車等を除く車両は、同一方向に進行している特定小型原動機付自転車等(歩道または自転車道を通行しているものを除く)の右側を追い越し以外で通過する場合において、当該特定小型原動機付自転車等との間に十分な間隔がないときは、実際の間隔に応じた安全な速度で進行しなければなりません(改正道路交通法18条3項)。
加害者や被害者にならないためにも、ルールやマナーを守って、安全な自転車ライフを送りましょう。
03当事務所スタッフのおすすめ

営業推進部の長友です。
私は高校3年の時に学校にきた献血バスでの採血をきっかけにこれまで199回の献血をしてきました(R7年2月末現在)。趣味が「献血」の変わり者です。
採血後には血液検査の結果を受け取ることができ、私は健康のバロメーターにしていますが、コレステロール値が高くない限りは何もしていません。
そんな献血ボランティアですが、最近は若年層の献血者が減少していることと、複数回献血していた方の高齢化による引退が重なり、私が献血を始めた頃に比べ街頭などで献血を呼び掛けている人を見る機会が多くなった気がします。
ちなみに最近10年だと、- 10代~30代の若年層
- この10年間で、若年層の献血者数は約34.3%減少しています。
- 若年層の減少は全国的な傾向であり、未来の献血活動の基盤が危ぶまれています。
- 40代~60代以上の中高年層
- 中高年層は比較的安定した献血者数を維持していますが、若年層の献血を促進することが、全体の献血数を維持するために必要です。
(ChatGPTにて数値等確認)
献血の方法には「全血献血」と「成分献血」があります。
私は血液中の血小板だけ提供する「成分献血」をしていますが、要請されれば400mlの「全血献血」にも応じています。
献血バスでは「全血献血」だけのことが多いと思いますが、献血ルームではどちらでも対応可です。
「全血献血」は早い人だと20分程度で終わりますが、「成分献血」ですと1時間以上かかることもあるため、時間に余裕のある時にぜひ一度チャレンジしてみてください。
赤十字の回し者というわけではないですが、身近なボランティアとしてご紹介させていただきました。
営業推進部 長友
